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ベビーマッサージの歴史とは?

抱かない触れない育児法

ベビーマッサージは本来、子守唄やだっこ、頬擦りなどと一緒で、赤ちゃんとのスキンシップが基本です。
親から子へと継承され、各家庭で行われていたというベビーマッサージの歴史を少し見てみましょう。

本来、ベビーマッサージは、世界中で親から子へと受け継がれてきた家庭習慣でした。
世界中で赤ちゃんは抱っこされるものであり、頬ずりを受け、常に優しく触れながら育てられていました。

ところが、19世紀末、産業革命の興りと共に女性に対して労働力が求められるようになると、育児の合理化を計るために「親の都合に合わせた育児」を提唱する学者が現れ、それが台頭するようになってきました。

「親の都合に合わせた育児」は「抱かない触れない育児法」ともいわれ、子どもの甘え(泣き声)に親がコントロールされ、親が子どもの支配下に置かれるべきではない、早く独立心、自立心を持たせるべきであるというものでした。

抱かない触れない育児法とは・・・

  • 必要な時以外は赤ちゃんに触れない、泣いても抱きあげない(抱き癖をつけない)
  • 両親と一緒に寝かせず、こども部屋のベビーベッドに寝かせる
  • 両親はこどもに感情を持って接するべきではなく、機械的に扱うべきである
  • 母乳よりも、ミルクを与えよ
  • ミルクは一定の時間でしか与えてはいけない
  • キスをしない・・・etc

これらが欧米式の「抱かない触れない育児法」であり、親子のスキンシップよりも女性の社会進出のため、少しでもママの体の負担をなくそうというものでした。
日本にも、第二次世界大戦後、欧米の「抱かない触れない育児法」が流入すると、それまでの育児習慣に取って代わり、一般に普及していきました。

見直されるベビーマッサージ

しかし、近年の様々な研究の結果、子どもが肉体的・情緒的・知的で健やかに成長するための基本的な条件作りには皮膚刺激が重要な役割を果たすことがわかってきました。

アジアやアフリカなど、赤ちゃんを抱っこして育てる昔ながらの育児法を実践していた国の子供たちを調査したところ、体の成長が早く、精神面が安定している上、高い知能を持つことがわかったのです。
誕生直後から4歳までベビーマッサージを受けて育つウガンダの乳児と、アメリカの乳児の発達調査をしたところ、ウガンダの子供のほうがアメリカの子供よりも、平均1〜2ヶ月成長が早いという調査結果が出ています。

子供にとってスキンシップはもっとも大切なものであり、 抱くことによって子供は安心感を覚え、情緒が安定するということがわかってくると、現代科学はベビーマッサージの効果を再認識し始め、従来の育児法の見直しが図られるようになってきました。
また、おっぱいも長く与え続けたほうが胃腸の丈夫な子になると言われ、西洋からの考えが徐々に否定されてきています。

ベビーマッサージをした未熟児は、しなかった未熟児に比べ1日あたりの体重増加が平均で約47パーセントという結果が出ています。
赤ちゃんのストレス度も内臓の分泌度などの分析によりベビーマッサージを行うことで減少していることが実証されています。

日本でも産後ベビーマッサージを指導する産院が増えています。